コラム

ICL手術前後のメイクはどうする? 再開時期・注意点をわかりやすく解説!

ICL手術前後のメイクはどうする?再開時期・注意点をわかりやすく解説!

「メガネやコンタクトのわずらわしさから解放されたい!」そんな思いから「ICL手術」に関心を持つ人が増えています。
ICLは、眼の中に小さなレンズを挿入して視力を矯正する手術です。
角膜を削らずに視力を補正できるため、角膜への負担が少なく、将来的にレンズの取り出しや交換も可能な“可逆性”を持つ治療法として注目されており幅広い世代に選ばれています。

とはいえ、目の手術となると気になるのが「メイクはいつから再開できるの?」「手術後のアイメイクって大丈夫?」といった点ですよね。
このコラムでは、ICL手術の前後におけるメイクの注意点と再開時期を、わかりやすく解説します。

1. 手術前はノーメイクが原則

まず大前提として、ICL手術当日は完全ノーメイクである必要があります。
とくにアイメイク(アイシャドウ・アイライン・マスカラ・つけまつ毛など)はすべて控える必要があります。

メイクに含まれるラメや繊維、接着剤などが目に入ると、手術中や術後の感染リスクを高める可能性があるためです。
まつ毛エクステは手術前にはオフしておきましょう。

【手術当日の注意点】

  • 顔全体ノーメイク

  • アイメイク・つけまつ毛・まつ毛エクステすべてNG

  • 整髪料や香水も控える(揮発成分が眼に影響するため)

2. 手術後のメイク、いつからできる?

ICL手術後は、眼が回復していく大切な期間。メイクの再開も段階的に進めていく必要があります。

▶ ベースメイク:手術後翌々日から可能(※眼の周りを避ける)

ファンデーションやチークなど、眼の周囲を避ければ、手術後2日目(翌々日)からのベースメイクが可能です。ただし、メイク時にパウダーが眼に入らないよう、慎重に行いましょう。

▶ アイメイク:手術1週間後からスタート可能

アイシャドウやアイライナー、マスカラなどのアイメイクは目元を直接触るため、術後は少し慎重に。基本的には手術から1週間後を目安に再開できます。
粉飛びのあるパウダータイプやラメの強いアイテムは控え、クリームやリキッドタイプなど密着力の高い製品から始めるのがおすすめです。

▶ まつ毛エクステ:手術後1ヵ月は空けるのが安心

まつエクはまぶたや眼に直接影響を与えるため、手術後1ヵ月程度は控えましょう。接着剤による刺激や、エクステ装着時の引っぱりが回復中の眼に負担をかけてしまうことがあります。
まつエク再開のタイミングについては、手術後の診察時に医師へ確認するのがベストです。

3. 手術後のメイク、気をつけるべきポイント

手術直後の眼は、いつもより敏感で乾燥しやすく、異物への抵抗力も弱くなっています。メイク再開後も、以下のポイントに注意しましょう。

  • 1. クレンジングはやさしく行う

    こすらずに落とせるミルクやジェルタイプのクレンジングを選び、眼の周囲はそっと洗いましょう。オイルタイプは、目にしみる可能性があるので注意が必要です。

  • 2. 清潔なツールを使う

    ブラシやチップ、スポンジはこまめに洗浄・交換し、雑菌の繁殖を防ぎましょう。清潔な道具を使うことは、眼の健康を守るためにも重要です。

  • 3. パウダー飛びやラメに注意

    粉飛びやすいアイテムや大粒ラメは、眼に入りやすいため、手術後しばらくは使用を控えるか、控えめに使用しましょう。

4. まとめ:ICL手術とメイクは両立できる

ICL手術を受けることで、視力の悩みが軽減され、裸眼での生活がグッと快適になります。
メイクにも少しの工夫と注意を加えれば、眼の健康を守りながらおしゃれも楽しめます

  • ベースメイク:手術後翌々日から(※眼の周囲を避ける)

  • アイメイク:手術1週間後から

  • まつ毛エクステ:手術後1ヵ月程度空けてから

自分の目の状態にあわせて、無理のないタイミングでメイクを再開し、快適なICLライフを楽しんでくださいね。
当院では手術前の検査を無料で受けていただくことができます。その際に疑問や不安なことをお気軽にご相談ください。

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