ICL
ICL
ICL(Implantable Collamer Lens)手術は、視力矯正手術の一種であり、眼内に特殊なレンズを挿入することで視力を改善する方法です。
この手術は、特に近視や乱視の矯正に効果的で、強度近視や角膜の厚みが足りないなどの理由によってレーシック手術が適さない方にも適用されます。
ICLはコラマーという生体適合性の高い素材で作られており、目に優しく自然な視力を提供します。
手術は片眼4~5分、両眼10~15分と短時間で完了するため、患者様の日常生活に与える影響も最小限に抑えられます。
レーシックのように角膜を削らないため、より見え方の質が高いことが報告されています。
また、万が一問題が生じた場合、レンズを取り除くことで、手術前のように眼鏡やコンタクトレンズの生活に戻せることが大きな特徴です。
角膜が薄く
レーシックが適応外の方
角膜を削ることに
不安がある方
コンタクトレンズが
合わない方
STEP 1
目薬タイプの麻酔を点眼して角膜を3mmほど切開します。創口は小さい為、縫合の必要はありません。
STEP 2
インジェクターという挿入器を使って筒状に折り畳んだICLレンズを挿入します。眼内で自然に広がります。
STEP 3
広がったレンズの両端の部分を虹彩の下に入れてレンズを固定。
※手術後は20-30分休憩をしていただき、検査・診察後にお帰りいただけます。
視力の回復が早く、術後の視力が安定します。
角膜を削ることなく行うため、角膜の構造を保護します。
必要に応じてレンズを取り外すことができます。
ドライアイのリスクが少なく、快適な視界を維持できます。
強度の近視だけでなく乱視の方にも対応しています。
(近視度数-6D以上)
レーシックが適応外だった方でも対応しています。
手術後のハロー、グレアが少ない
レーシックとは違い近視の戻りが少ないです。
ICLレンズに紫外線をカットする効果があります。
日帰り手術ですぐに日常生活に戻れます。
手術が完了すると日々のケアは不要です。
レーシック手術よりも費用が高くなることがあります。
感染症や炎症のリスクがありますが、適切な術後ケアで軽減できます。
すべての患者様が適応するわけではなく、事前の検査が必要です。
視力検査や眼の健康状態を確認し、ICL手術が適しているかを判断します。
今後の日程や費用などについてカウンセラーが説明します。
詳細な眼科検査を行い、適切なレンズの度数やサイズを決定します。
局所麻酔を使用し、手術は約10~15分で終了します。
手術後は短時間の休憩を取り、術後の経過を確認します。その後、帰宅が可能です。
定期的な検診を行い、視力の状態や眼の健康を確認します。
手術後は医師の指示に従い、定期的な検診を受けてください。
当院では手術翌日、1週間後、1か月後、3か月後、半年後、1年後の検診を受けていただくことを推奨しております。
手術後の眼を強くこすることは避けてください。
手術後数日は激しい運動や長時間の入浴を控えてください。
手術後1週間程度は外出時には保護メガネを着用し、直射日光やほこりから眼を守りましょう。
異常を感じた場合は、すぐに当院までご連絡ください。