コラム

夜のライトがまぶしく見える?ICL手術と「ハロー・グレア」の話

夜のライトがまぶしく見える?ICL手術と「ハロー・グレア」の話

視力を改善する方法のひとつに「ICL手術」があります。これは目の中に小さなレンズを入れることで、メガネやコンタクトレンズがいらなくなる視力矯正の手術です。

最近では、レーシックに代わる視力矯正の選択肢として注目されており、20代~30代の若い世代にも人気が出てきています。
でもICL手術について色々調べると「ハロー・グレア」現象が起こるという話を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。

この記事では、ICL手術に興味がある人が知っておきたい「ハロー・グレア」について、わかりやすくお話します。

1. ハロー・グレアって何?

ハロー・グレアとは、「ハロー」と「グレア」という「光の見え方」が変化する2つの現象を合わせた言葉です。

特に夜間や暗い場所で光を見たときに起こりやすいとされています。

  • ハロー(halo):光のまわりに、もやっとした丸い輪っかが見える。

  • グレア(glare):ライトがギラッとまぶしくて、光が広がってにじんで見える。 大事な書類と一緒に保管する

このように、自分が管理しやすい場所に保管しておくと安心です。

たとえば、夜に車のヘッドライトや街灯を見ると、普通ならピカッと光るだけですよね。
でもハローがあると、その光のまわりに白いリングが見えたり、グレアがあると光が広がって見えたりします。

どちらも「まぶしすぎる」「見づらい」と感じることがあります。
これらの現象を「ハロー・グレア」と呼びます。

2. ICL手術後にハロー・グレアが起きることがあるのはなぜ?

ICL手術では、目の中に「眼内コンタクトレンズ」という特別なレンズを入れて視力をよくします。
このレンズが光の通り道に影響を与えることがあるため、夜の光がにじんだり、輪っかに見えたりすることがあります。

また、光がレンズのふちで反射してしまうことで、まぶしさ(グレア)を強く感じる場合もあります。
これは、暗いところでは瞳孔(黒目の中央部分)が開いて大きくなるため、レンズの端まで光が届いてしまうからなんです。

そのため、手術後すぐは、暗い場所や夜の運転中に「光がにじむ」「ちょっと見づらい」と感じることがありますが、脳が少しずつその見え方に適応してくるため、ほとんどの人が数週間から数ヶ月で気にならなくなります。

3. 実際にICL手術を受けた人の声

今は若い世代から20~30代までICL手術を受ける人が増えてきています。
SNSやYouTubeでは手術後の感想をシェアしている人も多く、「最初は夜の光がまぶしく感じたけど、1ヶ月もしたら慣れた」「ハローはあるけど、そこまで気にならない」といった声も見られます。

もちろん中には、「夜の運転では少し注意が必要」と感じている人もいます。でも、全体的には「視力が良くなったことの満足感のほうが大きい」という意見が目立ちます。

4. ハロー・グレアを軽減するためには以下のような方法があります。

  • 眼鏡やサングラスを活用
    強い光を感じたときは、眼鏡やサングラスを使うと視界が楽になります。
    特に夜間運転中は、視界をよりクリアに保つため色の濃度の薄いサングラスを活用するのも効果的です。
    色の濃度や偏光眼鏡、遮光眼鏡など個人差に応じて試してみてください。

  • 定期的な検診を受ける
    ICL手術後は、定期的に医師のチェックを受けることが重要です。
    症状が3か月以上など長く続く場合は、医師にご相談ください。

5. まとめ:ハロー・グレアを理解して快適に過ごそう

ICL手術後にハロー・グレアが起こると、夜間の運転や暗い場所での視界に影響を与える可能性がありますが、心配することはありません。
ほとんどの場合、症状は時間とともに軽減しますし、視界を快適に保つための工夫もできます。

とはいえ、わからないことや気になることは遠慮せずに、眼科の先生に質問してみてくださいね。
明るくクリアな毎日を手に入れるための第一歩として、「ハロー・グレア」について知っておくことはとても大切です。

自分の目としっかり向き合って、後悔のない選択をしましょう!

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