Q. ICL手術後、数十年経った後に何か影響が出ることはありますか?ICLには長期的なリスクがあるのでしょうか?
A. 従来のICLが普及する以前は、術後に白内障や緑内障が発生することがありましたが、現在のホールICLでは緑内障のリスクはなく、白内障の合併症も報告によると0.03%であり、一般的には1%未満とされています。
ICLの最初のモデルは1986年から使用され、現在のコラマー素材は1993年から導入されており、30年以上の使用実績があります。このことから、素材の長期的な安定性は確認されていると言えます。
また、ICLに関しては術後10年から20年経過後の新たな合併症の報告はありません。